公益財団法人 がん集学的治療研究財団

あゆみと活動

設立の発端

財団法人がん集学的治療研究財団は1980年(昭和55年)、厚生労働省医政局(当時の厚生省医務局)所管の財団法人として、翌1981年(昭和56年)12月に所得税法等に係わる特定公益増進法人として認可されました。

当時は一般に企業依存型の臨床試験が行われていました。財団法人がん集学的治療研究財団の設立の発端は1975年に発足した胃癌手術の補助化学療法研究会(略、胃手化研究会)です。胃手化研究会の研究は企業からの研究費支援により、胃手化T、U、Vパイロット研究と進みましたが、このままでは「研究費の使途などについて、もしも当局から説明が求められた時には充分な説明が困難かもしれない」という問題提起が企業側からおこりました。これが契機となり中立の第三者機関としての財団法人の設立が具体化したのです。

これはICHに向けてのGCPの制定等、わが国が治験のシステムづくりに着手するより、約10年ほど早かったのです。

設立当初の発起人企業は次のとおりです。

大鵬薬品工業株式会社
三共株式会社
呉羽化学工業株式会社
中外製薬株式会社
協和醱酵工業株式会社
三井製薬工業株式会社
山之内製薬株式会社
旭化成工業株式会社
アイ・シー・アイファーマ株式会社(現ゼネカ薬品株式会社)